ゴアのラボでグローブを試験する男性

    公正さと安全へのコミットメント

    ゴアは、当社アソシエートに最高の労働条件を提供すること、ゴアファブリクスを製造するサプライネットワークで働く人々の労働条件を改善することに全力で取り組んでいます。

    最高の倫理的行動基準を守る

    ゴアは、公正で倫理的にビジネスを行うことを信条としています。すべてのアソシエート(従業員)は、サプライヤー、お客様、ステークホルダー、あるいは自身の同僚に対応する際、あらゆる関係において誠実であることが求められます。

    ゴアの世界での評判と成功は、その企業文化の基礎である確固たる価値観に直接的に根付いています。ゴアのアソシエート(従業員)一人一人の行動が会社に大きく影響することからも、私たちは価値観から外れることなく誠実に、事業活動を行う地域の適用法令に則り、責任ある行動をとらなければなりません。

     

    アソシエート倫理行動基準(ASEC)は、ゴアの行動指針について説明する要約文書であり、誠実で合法的、倫理的にビジネスを行うためのガイドです。

    ゴアサプライチェーンにおいて、公正な労働慣行と安全な職場環境を確実なものにする

    当社施設で働く従業員に最高レベルの安全と公正な条件を確保すると同時に、ゴアではサプライネットワークにも公正で安全な職場環境を推進する取り組みを進めています。

    GORE-TEX ラミネートを使った最終製品は、60 カ国以上にある約 800 の製造施設で作られており、ゴアの高性能ファブリクスは何十万人もの人々によって、衣服やフットウェア、グローブやアクセサリーなどに形を変え、商品となります。私たちは、ゴアのサプライネットワークで雇用されるすべての人々の権利と安全が確実に守られるように取り組んでいます。

    公正な労働慣行と安全な職場環境を推進する中で、ゴアの行動指針として社会的責任に関する指針(GSR)を採用しました。国連の国際労働機関(ILO)、関連国連条約および経済協力開発機構(OECD)の多国籍企業ガイドラインに基づくGSRは業界基準として広く認められています。この行動指針は、公正な労働条件、適正な労働環境、法令および環境規制の順守に関する事項を定めています。

    行動指針を実践する

    ゴアは社会的コンプライアンスの道程の一環として、サステナブル・アパレル連合 (SAC)Higg Facility Social and Labor Module (FSLM) を活用し、自らのパフォーマンスを評価して継続的改善計画に取り組んでいます。2019 年 8 月、中国の深センにあるゴア ファブリクス工場は独自の Higg FSLM 検証プロセスを実施しました。社会的コンプライアンスの実施状況を客観的に評価し、Higg プラットフォームで当社のお客様に結果を公開しています。

    テストラボ内でゴアグローブを着用した手のクローズアップ画像

    EHS 慣行と責任ある化学物質の使用により、労働者を守る

    ゴア ファブリクス ディビジョンの環境・健康・安全(EHS)慣行は、ゴアのグローバル統合 EH&S 方針の一環です。当社の方針は、環境、アソシエート(従業員)の健康と安全、訪問者、顧客、世界の地域を保護するというゴアのコミットメントに基づいています。EH&S の活動を今後もさらに改善していくために努力を続けます。 テクノロジー主導企業として、私たちは従業員や着用者を守るために、第三者機関の認証を活用して常に行動を確認しながら、化学物質の安全で責任ある使用を徹底します。

    Gore-tex Newsletter