コラム / トレイルランニング

    トレイルランニングに求められるもの 〜日本最高峰レースに挑み続けるランナーが選ぶものとは?〜

    ゲストライター
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    登山道や林道を駆け抜けるトレイルランニングは、大自然を相手にしたアウトドアスポーツ。非日常の疾走感と爽快感が味わえる反面、突然の天候の変化に体力を奪われ、思わぬトラブルに見舞われてしまうことも珍しくありません。それゆえ、ランニングと自然環境、双方に適した装備が求められます。超軽量で極めて優れた透湿性を備え、持続的な撥水性を持つ「GORE-TEX SHAKEDRY™ プロダクトテクノロジー」(以下、ゴアテックス シェイクドライ™)は、そんなトレイルランニングに最適なテクノロジー。国内最高峰のレースと名高い「ウルトラトレイル・マウントフジ(以下、「UTMF」)」にもチャレンジしているランナーの堀 泰彰さんも、ゴアテックス シェイクドライ™ 採用のジャケットを装備に選んだひとり。リアルなユーザー目線から見たプロダクトの魅力をうかがいました。

    絶対的な走力だけがすべてじゃない
    それがトレイルランニングのおもしろさ

    都内で建築設計事務所やカフェを営む堀さんは、多忙な仕事の合間を縫って月間走行距離約400km、年間6レースに出場するトレイルランナー。平日は自宅近隣の練習コースを走り、週末になれば仲間と山へ。日々のトレーニングにも熱が入る堀さんですが、そんな彼がトレイルランニングに魅了されたのは、友人に誘われて出場した京都府の「鯖街道ウルトラマラソン」がきっかけだったという。

    「トレイル率25%ほどのレースで、変化に富んだコースがとてもおもしろかったんです。それまではフルマラソンが趣味で、どちらかと言えばシリアスな雰囲気で走ることが多かったのですが、トレイルランニングはタイムを気にするよりも“自分との戦い”というような感じ。それがすごく性に合っていたんです」

    特に魅力だと感じたのは、“ロールプレイングゲームを攻略していくような戦略性”。長いレースになればなるほどコース特性に応じた戦略が重要となり、純粋な走力だけでタイムが決まるわけではないというところに惹かれたという。それ以来、堀さんはランニング仲間から「ストイックだ」と言われるほど、トレーニングに打ち込み続けています。

    「2018年に初めてUTMFに出場してからは、年間の目標をUTMFに設定して、週5〜6日のトレーニングを積み上げています。月間400kmくらい走っているので、一般的なランナーと比較すると確かに多いのかもしれませんが、普段からもっとすごい人たちと接しているからか、自分ではまだまだ足りていないんじゃないかと思っています(笑)」

    季節外れの雪に見舞われたUTMF2019で
    「ゴアテックス シェイクドライ™」の必要性を痛感

    堀さんがギア選びの際に重視するポイントは、「軽さと機能性のバランス」。以前までは軽さに偏重していたところがありましたが、とあるレースをきっかけに、意識が大きく変わったといいます。そのレースというのが、雪が降る悪天候に見舞われて途中で中止になってしまった2019年のUTMFでした。

    「前年の経験を活かせば、あと2時間くらいはタイムを縮められるだろうと思い、綿密にスケジュールを組んで臨んだ大会でした。しかし、スタート当日は朝から雨。気温も低い過酷な状況で、思うようにペースが上がりませんでした」

    それでも何とか100kmほど走ったところで、降っていた雨が雪に変わります。気温がどんどん下がるなか、やっとの思いで「A8(二重曲峠)」というエイドステーションに辿り付いたころには、本能的に危険を感じたといいます。

    「当時着ていたレインウェアは早々に浸水して身体に張り付き、なかにフリースを着ても寒さを防げず、どんどん身体の熱が奪われていきました……。その先には杓子山というUTMFのコースの中でいちばん標高の高い難所が控えており、さすがにこの状況ではまずいと思っていたところで中止のアナウンスがあって。正直ほっとしました」

    堀さんは、そのときの反省点として真っ先にレインジャケットを挙げます。

    「UTMFでは、ランナーが装備するものへのレギュレーションが定められているのですが、レインジャケットは軽さを重視するあまり、基準ギリギリの性能のものを準備していました。練習は大雨の中などの過酷な条件では行っていなかったため、それまで使っていたレインジャケットで問題ないと思っていました。でもその結果、本来重視すべき防水透湿性能が低すぎたことで、必要以上に痛い目を見ることになってしまったんです。もう、すぐに考えを改めましたね」

    そんな堀さんが真っ先に手に入れたのが、「ゴアテックス シェイクドライ™」を採用するモンベルのジャケット「ピーク ドライシェル」でした。

    ▼「ゴアテックス シェイクドライ™ プロダクトテクノロジー」について詳しく知る

    https://www.gore-tex.jp/technology/original-gore-tex-products/shakedry

    「防水性と透湿性がとても高いというのが決め手でしたが、実際に着たり、持ち運んだりしてみると軽さも際立っています。なので、軽さと機能性に優れているところが気に入っています。大雨のレースで実戦投入しましたが、表地はしっかり雨を弾いてくれるし、内側の蒸れも気にならず、全く不安なく走れました。購入から丸2年ほど経っていますが、性能が劣化している印象もありません」

    また、その高い性能は、レースでのパフォーマンスにも良い影響を与えているとも。

    「『たとえ大雨が降ってきても、シェイクドライのジャケットがあるから大丈夫』と思えるだけの高い性能があるので、『雨が降ったらどうしよう』といった余計なことを考えず、目の前のレースに集中することができるんです。その精神的な安心感というのは実感としてかなり大きいので、シェイクドライがあることは、結果としてパフォーマンスを出し切ることにも繋がっていると思います。なので、雨のための装備に迷いある人には、特に使ってみてほしいですね。その良さは、すぐに実感できると思います」

    今後はフランスで開催されるウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)への出場も予定しているという堀さん。「ゴアテックス シェイクドライ™」は、それらのチャレンジをしっかりとサポートしてくれることでしょう。

    堀 泰彰さん

    一級建築士として建築設計事務所を営む傍ら、毎年数多くのレースに出場する。「東京マラソン2012」の当選をきっかけでランニングを始め、その後、友人の誘いで出場した「鯖街道ウルトラマラソン」でトレイルランニングに目覚めた。初めて出場した100マイルレースの「UTMF 2018」では87位でゴール。今後もUTMFのほか様々なレースにチャレンジし続ける予定。

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